高校生コース
高校生で培う3年間は生徒さんの将来を決める大切な3年間です。しかしどのような勉強をするか、そして何が必要となるかは人それぞれ変わってきます。
文部科学省が2009年に発表した学校基本調査によれば、2009年春の大学への進学者は約60万で、進学率も50.2%となり、過半数を始めて超えました。
(専門学校を合わせればこの数値は更に上昇するでしょう)
今後この傾向が続けば高校卒業生=大学進学生という大学全入時代に突入し大学に行くことが当たり前の世の中になっていきます。
こうした時代を今後控える高校生の中には「え?みんな入れるならラッキーじゃない?」と勘違いされる方もいますがこれは全くの間違いです。
大学全入時代とは「日本の大学の募集定員=全国の高校3年生の数」という事で、必ずしも全ての人は希望通りの学校に進学出来るというわけではありません。
こうした現象が起きた理由は大きく分けて2つあります。
1つは大学の総数と募集人員が増加し、受け入れる体制が以前よりも整っているからです。
そしてもう一つは受験者の意識の変化が大きく変わり大学が選ばれる時代になりつつあるからです。近年では学費の安い国公立、ブランド力が高く就職にも強い有名私立に学生が集中し競争が激化しています。これは将来の目標達成のために、自分に価値のある大学に進学したいという受験生が増加しているのが大きな理由です。第2志望以下の大学に合格しても入学せずに再チャレンジをめざす受験生が増加するようになったので、その結果合格者の入学率が低下して、全大学の入学者数が入学定員とほぼ同数になったのです。まさに「大学が選ばれる時代」になったといえます。
このような時代だからこそ、エル家庭教師派遣センターでは、自らの将来をしっかり決められる高校生の育成、そしてその選択を3つのコースでサポートしていきます。